熊野へ移住
昨年4月に東京から家族で、和歌山県新宮市熊野川町のへ移住しました。
限界集落と言われている過疎地です。
ここは僕らにとっては縁もゆかりもない土地でした。
福島の原発事故が起こってから、西の方への移住を検討していましたが、長男の小学校入学にあわせて移住に向けて動きだしました。
東京に「NPO法人ふるさと回帰支援センター」という所があり、まずはセミナーを受けてみました。
そして一番最初に受けたセミナーが和歌山県だったのです。
引っ越して1年が経ちますが、本当に素晴らしいところです。
和歌山に移住を検討しだしてから、始めて知ったのですが、近所の熊野本宮大社というのはいにしえの時代から、庶民から天皇までが通った「熊野詣」の総本山です。
新宮市街地にある熊野速玉大社、那智勝浦町にある熊野那智大社と合わせて熊野三山と云い、熊野古道を何日も、ひたすら歩き通ったそうです。
熊野三山は「修験道」の聖地でもあり、時々山伏姿の人を見かけます。
修験道とは古神道に、それらを包括する山岳信仰と仏教が習合し、さらには密教などの要素も加味されて確立した日本独特の宗教です。
神道や仏教が大好きな僕は興味深々です。
また、新宮市は「古事記、日本書紀」にも出てくる神武天皇が東征する際上陸した所だったり、「小栗半官」の物語が本宮大社近くの湯峰温泉が舞台だったりします。
一年間過ごしてみて、神社などの拠点だけでなく、この熊野の地全体がスピリチュアルなパワースポットなのだと実感させられています。
今後このブログでは、熊野にまつわるスピリチュアルな話を綴っていこうと思います。
他にも自分が今まで培ってきた知識をどんどん出していきます。
また、移住に関しての日常的な話題は、移住前から書いているLineブログに掲載します。
ご覧頂いた皆様! 末永くよろしくお願いします。
0コメント